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へたれCDレビュー 2012年 ベストアルバム


碌にレビューも書かずに挙げ句広告出たまんま放置して、やっと更新したと思ったらいきなりこれかい! って感じですが毎年恒例なので今回もやります。誰も読んでなくても。
2012年は個人的に色々あった年だったような、なかったような。小学生の頃から飼ってた愛犬が逝去したり、とりあえず社会人になったり。あとここ数年燻っていた野球熱が再燃して気が付いたらやきうのお兄ちゃんになってしまっていたり。
そんなこんなで2012年。振り返ってみると、2011年同様、個人的にはかなり大豊作な一年だったな、と。Anthem、サーベルタイガー、ラウドネスと言った国内のレジェンド級のベテランから、SIGH、ガルネリウス、ミンストレリックス、ドラゴンガーディアン、My Proof、Versailles、LIGNTBRINGERと。挙げていったら切りがないほどベテラン若手関係なくが気を吐きまくっていた一年だったのではないかと。というかぶっちゃけ2012年はあんまり海外のバンドのCDを買ってなかったんですよね。去年の二月くらいだったかに出たプライマル・フィアのアルバムでなんか満足してしまって。ソナタ・アークティカのアルバムもなかなか良かったね。メロスピ時代こそが正義、という人には受け入れがたい路線だろうが、民謡的なフレーズが随所に鏤められていて、なかなか良い雰囲気のメロハーに仕上がっていた印象があった。と、まあ御託はこの辺にしときます。


1 Galneryus"Angel of salveation"

 なんと言っても今年はこれ。ジャケット的にも音楽性的にもどことなくANGRAのかの名盤『Rebirth』を思わせるような雰囲気が漂っていて、クオリティに関しては完全に比肩する、所か越えている部分もあるんじゃないかというくらいで。
個人的にはTHE PROMISED FLAGで聴けたポップでハッピーな雰囲気に満ちたSyuのギターソロにやられて、タイトル曲で留め刺された感がある。

2 Anthem"Burning Oath"

 前作では音楽性がメロパワに接近しつつ、その前二つのアルバムと比べると煮え切らない部分があってどうにも今ひとつな印象だったのだが、今作ではそこにあった不満が見事に解消されていて、これでもか、というくらいにメロディアスになりつつも正統派パワーメタルの矜持と、様式美ハードロックをルーツに持つことを決して忘れていない軸のぶれないベテランらしさと、大人げないほどのエネルギッシュさに充ち満ちていた。

3 SIGH"In Somniphobia"

 ここしばらくはストレートなシンフォブラック路線を突き進んでいて、そのおかげかクサメタラーの間でもの凄く話題になったりしていたのだが、本作はがらりと作風を変えた実験的作品と言えるだろう。と言っても、Scenario IV: Dread DreamsやImaginary Sonicscape等を聞いてきたリスナーからすれば、あの時期の作風に、ここ数作で培った物をフィードバックした作品と感じたのではないだろうか。振り返りながらも前に進み続けるそんな印象のアルバムだった。

4 Primal Fear"Unbreakable"

 最初聞いた時の印象は、とにかく男臭くて力強くてストレートな感じ、だった。前作や前々作辺りで見られた試行錯誤の末の多少の迷走状態から完全に吹っ切れた感じで、作風的には正統派のメロディックパワーメタル路線に回帰したといえるだろう。ラルフ・シーパースのむさ苦しい歌唱は健在で、それに剛直なプロダクションのバンドサウンドがさらに室温を高くしてくれる。とにかく熱い一枚だ。

5 MinstreliX"TALES OF HISTORIA"

 リオウ・フィガロが復帰してから初のフルアルバム。クサイ。とにかくメロディがクサイ。それに尽きる。歴史上の女傑を題材にしたコンセプトもなかなか良くて、特に細川ガラシャを歌った3曲目がお気に入りだ。ただ、あんまり日本語詞の曲を作り慣れていないのかどうか判らないが、どうも歌詞の振り方が不自然というのか、日本語を音に分解してメロディに乗せてる感じで、歌詞カード見ててもどこをどう歌っているのか判りづらいのがちょっとマイナス。

6 LIV MOON"The End Of The Beginning"

 1stアルバムが期待外れでその後もPVになってる曲を聴いてもいまいちピンと来なかったので敬遠してたのだが、北欧神話というコンセプトとキコ・ルーレイロに釣られて買ってみたらこれが大当たり。壮麗なアレンジに北欧メタル然とした憂いのあるメロディ。音の分離の良いプロダクションと、どこをどうとっても国内のバンドのクオリティには収まらない大傑作だった。何でもっと早くこういう路線をやらなかったのか謎である。

7 SABER TIGER"Messiah Complex"

 下山兄貴の歌声は相変わらず熱い。本作でもそれは変わらない。作風も、サーベルらしいプログレメタルの要素が入ったメロディアスなパワーメタルと言った感じでこれといって新機軸はないが、無難にハイクオリティに仕上げてきた感がある。

8 Arcane753.(霜月はるか)"蝶ノ在リ処"

 Arcane753.名義でコミケなどでリリースしてきた音源をまとめたベストアルバム。和風ファンタジーというコンセプト、なのかな。どうも何かストーリーがあるようだがあんまりそこは気にせず、単純に曲の良さに惚れ込んで何度も聞きまくり、夏から秋にかけての時期はこればっかり聴いていたのはここだけの話である(笑)

9 水樹奈々"ROCKBOUND NEIGHBORS"

 GREAT ACTIVITY以降いまいちアルバム単位でピン、と来る良いのがないなあと思っていたのだけれど、久しぶりに良いのが来たね。一曲目のスケール感たっぷりのシンフォニックロックからメロウなロックナンバーの5曲目に、なのはの主題歌だった曲やらととにかく聴き所が多く、捨て曲のないアルバムだった。

10 六弦アリス"六弦アリス初期BEST"

 初期の音源は持ってないので普通に新曲として楽しみまくった。なので元の音源と比べることは不可能なのだが、まあそんな行為が不毛に思えるくらい良い曲ばかっかりだったのでここに挙げました。正直東方アレンジに浮気とかせずに、オリジナルでもっと出しまくって欲しいです。はい。

11 5150"シンフォニック東方 ガールズサイド"

 ドラゴンガーディアンなどで活躍しているみーや嬢を迎えて製作された本作では、彼女の伸びやかで明るい歌声の影響か、とにかくポジティブでどこかふわふわした雰囲気に満ちたメロスピナンバーが目白押しとなっている。どこの初期のフリーダムコールやねん、とかどこのカイ・ハンセン、ヴァイキーやねんと突っ込みたくなるほどだ。女性ヴォーカルのポジティブなメロスピっていいね。もっと増えないかな。

12 みとせのりこ"vierge automatique ~擬似少女楽園廃墟II~"

 イベント限定で出してた音源を軸に新曲をずらりと並べた久々のオリジナルアルバム。全体的に暗くてじめっとしていて、それでいて少女趣味なゴシックさもあって、何とも言えないけだるさが漂っている。また初期の人気曲であるcercueil blanc ~白の柩~がリメイクされていたりファンとしては美味しい部分もあって、このアルバムも秋頃に聴きまくってました。

13 Roman so Words"雪月華"

 夏コミでリリースされたシングルを聴き、曲と物語共々にノックアウトされていまかいまかと待ち続け、気が付けば冬になっていた。そんなアルバムだったので当然聞く前の期待値はほぼ満タン。そして聴いてみてテンションが全開。過去曲のリメイクもなかなか良くて、当時はまだVoがあんまり上手じゃなかったこともあったし、プロダクションも今より悪かったから、なんというかあんまりぱっとしない感じだったが、改めてリメイクしたのを聴いてみると良い曲ばっかりだった。当然新曲も文句なしの悶絶物の名曲ばかりで捨て曲なんて探そうにも見当たらない。文句なしの名盤だ。

14 Alhambra"Siegfried"

 ガルネリウスのYUHKIに元マージュリッチの超人達、そしてライトブリンガーの若き天才ベーシストHIBIKIを擁するプログレメタルバンドの4枚目のオリジナルアルバム。前作ではボリューム不足なところがあったが、しっかりその部分は解消されており、尺の長い曲が大半を占めている。特に2nd収録のワルキューレ -Die Walkure-の続編となる組曲ジークフリードには、ただただ圧倒されるばかり。ニーベルングの指輪を、観るか読むかしてから聴くとより楽曲を楽しめるんじゃあなかろうか。ていうか、Die Walküre、Siegfried、と来たから次の神々の黄昏もやるんだろうか。勝手に期待しておこう。

15 IRON ATTACK!"BURN IN HELL"

 説明無用の同人メタル界の大御所IRON ATTACK!の何枚目か判らんけど、とりあえず3枚目くらいのフルヴォーカルアルバム。まあ例の如く東方アレンジなわけだが、昨年はライトニングのアルバムが出なかったのでその分これでフラストレーションを発散させていただきました。今年に期待。
 


次点

 天野月"天の樹"

 この名義になってから初のオリジナルアルバムだった本作。例の如く零のテーマ曲が入ってたり、ニコニコ出身の歌手に提供した鬼のようなクオリティのバラード曲のセルフカバーがあったりと、色々聴き所はあったけど、月子時代のような尖った感じがなくてちょっと寂しい印象も。

 摩天楼オペラ"Justice"

 良かったけど微妙にコレジャナイ感があった。むしろ秋から冬頃にかけてリリースされた二枚のシングルの方が好きだったな。今年出るアルバムに期待である。

 Sonata Arctica"Stones Grow Her Name"

 言われてるほどいまのソナタは悪くない、というか個人的にはメロスピやめてからの方が好きなんだけど、ただこれといったキラーチューンがなくて次点に。全体的なクオリティが高いだけに惜しい。

 Linked Horizon"ルクセンダルク大紀行"

 サンホラのタイアップ様の別名義、なのかな。なにやらスクエニのゲームのタイアップ作品だったようだが、ハード持ってなかったのでゲームの方はやってない。久しぶりにママンことRIKKI嬢が復帰してたりして、民謡のアルバムまで持ってる彼女のファン的にはかなり嬉しい出来事でした。本家サンホラよりは若干色々手広いというか、はっちゃけすぎてるというか。曲自体は悪くないけど15枚選んだうちの一つにはなれなかった。

 Kamelot"Silverthorn"

 燃え尽き症候群でなにやら神様を見たらしいロイ・カーンが脱退して、一時はどうなるかと思っていたが良い後任Voが来てくれたようで、ロイに近い声質で伸びやかかつセクシィにメロディアスな楽曲群を歌い上げるその様は、往時のKAMELOTを思わせてくれる。ここ数作の重苦しくて難解な作風から、Karma辺りの時期に戻った感がある。当時のKAMELOTが好きだったなら一聴の価値はあるだろう。

 My proof"Metal For Silent Fury"

 発売前に公開されていたPVを観てかなり期待していたのだけれど、ちょっと期待しすぎたかな、という感じがしないでもない。キラーチューンのクオリティは一級品だが微妙にぱっとしない曲もあったのでこんなところで。

 My Material Season"Bridal Aisles Of Tragedy"

 メロディはくさい。とにかくクサイ。メロディセンスに関してはこのバンドのコンポーザは一級品の物を持っているだろう。だがしかし、メロデスなのにリフがしょーもない上に、Voは居ても居なくてもいまいち変わりがないんじゃないかというくらいに存在感がない。それでも前作よりは若干マシにはなってるので、これからに期待。

 CROSS VEIN"Birth Of Romance"

 同人メタルとアニソンと国産のインディーズクサメタルのいいとこ取りをしまくった感じの、これぞB級クサメタルというアルバムである。個人的にもう一つ押しが足りない感じがしたので次点止まり。

 Veiled In Scarlet"Idealism"

 サーペントのメインコンポーザ兼ドラマーとギタリストが新たに結成したバンドのデビューアルバム。正直これも期待しすぎた。確かに4曲目とかもの凄く良いんだけど、サーペント時代にあった魔力が少し薄れていたような感じがしたのでこんな所で。まあサーペントの時よりもさらに存在感の薄くなったVoが影響してる部分も割とありそうなので、Voが変わってどうなるか、今後が楽しみである。

 Dragon Guardian"THE BEST OF DRAGON GUARDIAN SAGA"

 ドラガ信者としてはむしろ一位にしたかったのだけれども、なんかこれを持ってくるの違う気がする、ということでここで。新曲の出来も良いし、全体的に音も良くなってて、リメイクのクオリティも文句なしだったのだけれども、個人的に一番思い入れのある2ndからの選出が少なかったのが不満と言えば不満だった。圧政の指揮者とか紅き契約とか聴きたかった。



 他にもぐだぐだと書きたいことはあるが切りがないのでこの辺で。今年もさっそくハロウィンが、いきなりとんでもないアルバムを出してくれたので色々楽しみな一年になりそうだ。そんなわけで、今年は去年よりちゃんとレビューとか書きたいです(小並感)。それでは。


おまけ

 2012年ベストチューン

 1 Galneryus"ANGEL OF SALVATION"
 15分弱あるにも関わらず長さを感じさせないのは流石と言ったところ。これが初めての10分を越える大作というのも色んな意味で驚きである。
 2 MinstreliX"GRATIA"
 個人的に細川ガラシャの逸話が好きなのでその補正もあるけれど、単純に歌謡曲してる感じのメロディが好みのど真ん中だったので。
 3 ANTHEM"UNBROKEN SIGN"
 アニソンの様なメロディアスさと熱い歌詞と熱い歌唱。柴サタンの作曲センスも流石だが、なにより坂本英三の歌唱による部分が大きいように思う。
 4 Veiled In Scarlet"Idealism"
 クラシックのフレーズを引用したソロに心奪われたが、本番はその後だった。とにかくギターが泣きまくってて、それが良い。
 5 Galneryus"WINNIG THE HONOR"
 ミニアルバムの5曲目とかいうびっくりするくらい地味な場所にあるびっくりするくらいの名曲。この曲をこんな所で出してしまえるのがガルの強みだろうな。
 6 LIV MOON"Midsummer Eve"
 歌詞が素敵で爽やかな一曲。期待と不安に満ちた恋心をしっかりと表現している歌声に惚れました。
 7 Nightwish"Last Ride Of The Day"
 2011年発売っぽいけど国内盤は2012年だから関係ないよね。民謡のフレーズをまき散らしながら爆走するところが良い。うん。実はターヤよりアネットの方が好きだったんだけどなあ。
 8 My Material Season"Little Girl Alice"
 クサイ。それだけ。
 9 LIGHTBRINGER"カルンシュタインの系譜"
 Fuki嬢のエモーショナルな歌唱が良い。他にもメロスピやってる曲もあったけど、アルバムの中で一番印象に残ったのがこの曲だった。
10 Unisonic"Never Too Late"
 カイのポップな曲を書くセンスが炸裂した一曲。天才は何をやっても天才という良い例である。

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下のつぶやき 「最近自分がはっちゃけ気味な気がする。まあこれが本性なわけだが」